今日は、卒業研究の発表会に行ってきました。
もちろんB3の私は聞く側として、ですけどね。
卒業研究発表会
私たちの学部では、3年次から(文系・理系・メディア系などの)ゼミナールが始まります。 一般的な理系ゼミだと4年次から始まるところが多いと聞くので、この点では非常に恵まれた環境にいるように思います。 また卒業するための要件としては、ゼミによって例外もあるようですが、私も属している理系・一部の文系では基本的にA4用紙2ページの論文概要を提出する必要があります。つまり本論自体は卒業要件には含まれていないという、少し変な形になっていたりします。
そして、今日はこの概要を元にして行われる発表会を傍聴しに行ってきました。
1年間の総まとめ
大学生活4年間の総まとめということで、内容は人それぞれ本当にいろいろなものでした。始めにさっそく入る教室を間違えてしまい他ゼミの発表を聞く機会もあったのですが、本当に先生によって全く違うという雰囲気を強く感じました。そして、こういう場に初めて参加したのですが、なんだかそれまで思っていたものと大きくかけ離れたイメージを持ちました。
参考にしたいこと
初めに先輩方の発表を見ていて、1年後の自分自身が発表する側になったときに参考にしたいとメモしておいたことを以下に列挙しておきたいと思います。プレゼンの基本的なことばかりですけど…。
- スーツの着用が必須みたい。
- 発表時間は10分(7分の発表時間+3分の質問時間)
- スライドはシンプルに。 7枚前後がベスト
- スライド一枚に対して文字はタイトルと、キーワードぐらいで十分
- とにかくわかりやすく
- 詳しく説明するより、概要の発表なんだから"なんとなく"の部分の説明に時間を当てたほうがよさそう
- システムを説明するなら、文字を羅列するよりアニメーションを入れて説明したほうが見ていて楽しい
- 緊張して変に考えこむぐらいなら、セリフを考えておいて無変化で止まることなく話したほうが聞いていて良かった
素敵な発表をされていた方を参考に、発表の流れを以下にメモしておきます。
- 初めに(氏名、学籍番号、タイトル)
- 研究の目的
- 先行研究(があれば)
- 構築したもの
- 実験
- 結果
- 考察
発表終了後、すぐに質問時間となり傍聴している学生から質問があればそちらが優先され、なければ司会役の教授が質問を出すという感じでした。質問は最低2つ、多くても3つ。 質問の内容によっても多少前後することもありましたが、全体でだいたい一人10分を少し超えるか超えないぐらいでした。
でも…、
なんとなく、学部ってこんなモノなのかなと思ってしまいました。素直な感想として。
もちろん授業や学外の活動、そして4年次の大半は(長ければ一年を通して)就職活動というものに時間を取られるわけですから、そう思うと取り組む時間がないのかもしれませんし。そしてなにより概要を聞いただけでは、内容の半分も理解できているはずもないので、実際の素晴らしさには気が付けていないのかもしれません。
でも…もっと。なんというか、凄いものなんだと勝手に思い込んでいたんですよね。もちろん、もっとハイレベルな大学に行けなかった私自身が悪いだけの話なんですけど。それに、そう思うからいって自分自身が何かすごいことが出来るとも、今のままでは決して思えないんですけどね。
あと、一年
ゼミに配属されて1年。この一年で学んだことはとても沢山ありますが、もう一年という期間は今年以上に頑張っていかないと。まだまだ自分の興味あることの半分も知らないんですよね。仕組みを知らない以前の段階で、何があるのかすらよくわかっていないという現状なんですよね。ある人にとっては当たり前のことでも、私にはまだまだ未知の世界。そんな毎日から一日も早く抜け出したい。日々新しいことに、貪欲に取り組んでいかないと。
およそ半日の間、先輩方の発表を聞いていてそんなことを考えていました。また、参加しなかった修士の発表にも行って感じを見ておけばよかったなと少し後悔しています。
私のゼミは、かなりの放任主義傾向にあるので何事も自分からアクティブに行かないと何も始まらないんですね。この1年の経験で、どんなことをしたら自分自身が一番楽しめるのかということも、少しずつ感覚をつかむことも出来るようになってきたので、この一年間、とにかく楽しんでいかないといけませんね。
なにより自分自身が後悔しないように。
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