久しぶりにきた、非の打ちどころのない素晴らしい作品。w
って個人的に思っているだけですけども。。。
作品は"American Gangster"
邦題は"アメリカン・ギャングスター"
1970年代の初頭のニューヨークで、ハーレムを牛耳っているギャングのボスの運転手をしていたフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は、ボスの亡き後、東南アジアの麻薬を密輸する計画を決行する。時に横暴ともいえる強引なやり方で財力をつけたフランクは、マフィアにも一目置かれる麻薬王として街に君臨する。(シネマトゥデイ)
ストーリー展開が、とにかくテンポがいいので
飽きることなく見ることができます。
映画としては長めの157分にもかかわらず
無駄な時間は1分たりともなかったように思います。
事実を元に描いているこの映画
主人公のフランク・ルーカス(Frank Lucas)は
現在もご健在の伝説の麻薬王。
彼の特徴は、ギャングというよりも
ビジネスマンのような仕事の仕方ですかね。
ギャングの運転手時代から培ったノウハウを生かして
家族経営型の麻薬のマーケットを自ら作った。
今でいうようなベンチャー企業の社長。
ワンマンでいながら、どこか親しまれ尊敬される存在。
当時の、腐りきったアメリカの社会は
今では想像もできないよう世界だけど
彼はそのなかで、自らの"ブランド"を
意識した戦略で独占市場を気づいた。
当り前のことだけど
誰もできないことを彼はやってのけたんですよね。
もちろん、麻薬を商売にすることを
いいことだとは思いませんが
そのカリスマ的な生き方には
現在の私たちも学ぶべきことが
たくさんあるように思いましたね。
R-15指定がかかっているように
個人的には耐えうる範囲でしたが
少し酷い表現もあるので
苦手な方には注意が必要だと思います。
ですが、機会があればぜひ見ていただきたい
おススメの作品です(・へ・)。
★★★★★
コメントを投稿