会社とはだれのものなのか。

"会社は社員のものだ"なんて
未だに考えている人がいますよね。。。
組織論的には、そんな考えがあってもいいのかもしれませんけど。
でもそれなら、株式会社にしたり上場するなとは
思いますが。


会社は株主のものです。
"資本主義"の社会においては
これは絶対であってそれ以外の何でもないと思います。
経営者というものは、株主のために
最大限の努力をし、企業価値・株価が上がるように
最大限に勤める。
だって、経営者って株主に代わって業務を行う
経営のプロですもんね。


2005年に、当時株式会社会イー・アクセスの千本会長兼CEO
(現同会長・株式会社会イー・モバイル長兼CEO)は

"ライブドアがイー・アクセス(イー・モバイルの親会社)を
買収したらどうするか"

という質問に対し

"ホリエモンが会社の価値が上げられるなら、私はいつクビになってもいい"

と言い切ったそうです。
これが、経営者のあるべき姿ですよね。。。
極論かもしれませんけど、
その会社を経営するのが一番上手いからCEOに選ばれているわけですから
その使命を果たせないなら辞めるのが当然だと思いますし。
ただ、千本さんは個人的には嫌いですけども。。。w

もう少し言えば、
買収を仕掛けられた時に

"このたびは、弊社の企業価値増大のために
ご提案をいただきまして誠にありがとうございます。"

のような言葉を、心の底から言える者でなければいけませんよね。
そして、それが2社からの話だった時には
"買収オークション"のようなものを率先して指揮できるような
自分の立場よりも
株主のために尽くせる人が
会社の経営者であるべきなのではないでしょうか?

これが本当の"資本主義"社会での
経営者のあるべき姿だと思うのですが
どうでしょうか?

今、政治の世界でも同じようなことが言えますよね。
"政治"と"会社"は違いますが
トップが、組織の為に最大限の仕事ができないのであれば
辞めるべきなのではないでしょうか?
その原因が、たとえ誤解によるものであったとしても
組織は、そのために損害を被るようであれば
その人物は組織の為にも、国民の為にも辞めるべきなのではないでしょうか?
真偽については、そのあとで
時間をかけて思う存分戦えばいいんですから。